印刷面の耐久

2025年7月7日ノベルティ

 

タンブラーの印刷面の耐久ってどのくらいなの?と疑問に思ったことはありませんか?

 

タンブラーに印刷されたデザインの耐久性は、使用される印刷技術や加工方法によって大きく異なります。

 

一般的に、適切な方法で印刷された場合は、印刷面は簡単には剥がれませんが、使用状況やお手入れの仕方によっては、劣化や剥がれが発生することがあります。

 

以下は、主な印刷方法ごとの特徴と印刷面が剥がれる可能性についての情報です。

 

 

主な印刷方法と耐久性

 


1. パッド印刷

 

 

 


パッド印刷は、凹凸のある表面にも印刷できる方法で、タンブラーなどに広く使われます。

インクが表面に乗る形で印刷されます。

 

耐久性: 一般的な使用では問題なく耐久性がありますが、洗浄方法(特に食洗機)や摩擦によって、時間が経つと剥がれやすくなることがあります。

 

剥がれの可能性: 強い摩擦や化学薬品にさらされた場合、インクが徐々に剥がれる可能性があります。

 

 

 

 

2. シルクスクリーン印刷

 

 

 


シルクスクリーン印刷は、インクを版を通して直接表面に塗布する方法です。

主に1色のデザインで使われます。

 

耐久性: 比較的耐久性は高いですが、印刷面が厚めのため、強く擦るとインクが剥がれやすい場合があります。

食洗機など高温の環境では特に注意が必要です。


剥がれの可能性: 摩擦や高温に弱く、表面が傷つくとインクが剥がれることがあります。

 

 

 

3. 昇華転写印刷(フルカラー印刷)

 

 

 

 

昇華転写は、インクをガス化させて素材に浸透させる印刷方法で、特にポリエステルコーティングされたタンブラーで使われます。

インクが素材にしっかりと浸透するため、表面に厚みがなく、滑らかな仕上がりです。

 

耐久性: 非常に高く、摩擦や洗浄にも強いため、印刷面が剥がれにくいです。

色あせや剥がれが起こりにくいことから、タンブラーやマグカップなどへの印刷には最適です。

 

剥がれの可能性: 極端な条件(例えば、強い日光や高温環境)でなければ、ほとんど剥がれる心配はありません。

 

 

 

4. レーザーマーキング

 

 

 


レーザーマーキングは、レーザーで素材の表面を物理的に変化させることで、文字やデザインを刻む方法です。

インクや塗料を使わないため、剥がれる心配がほとんどありません。

 

耐久性: 非常に高い。摩擦や化学物質、洗浄に強く、長期間使用してもデザインが劣化しにくいです。


剥がれの可能性: 印刷ではなく彫刻のため、剥がれることはありませんが、表面が大きく削れたり傷つくとデザインが薄くなることがあります。

 


印刷面が剥がれないための注意点


1. 手洗いを推奨


食洗機の高温や強力な洗浄剤は、印刷面にダメージを与えることがあるため、手洗いが推奨されます。

特に昇華転写やシルクスクリーン印刷の場合、柔らかいスポンジと中性洗剤を使って優しく洗うことが大切です。

 

 

2. 強い摩擦や衝撃を避ける


印刷面は、強い摩擦や衝撃を受けると劣化しやすいです。

特にバッグの中で他の物と擦れたり、落としたりすると、表面の印刷が剥がれることがあります。

 

3. 長時間の高温環境を避ける


高温の環境(直射日光や熱源の近く)は、印刷インクを劣化させることがあります。

タンブラーを長時間高温にさらさないようにしましょう。

 

4. コーティングされたタンブラーを選ぶ


一部のタンブラーは、耐久性を高めるためにコーティングされているものがあります。

コーティングされた製品を選ぶことで、印刷面の保護が強化され、剥がれにくくなります。

 

商品一例:セラミック塗装ステンレスタンブラー430ml/TB-609

 

 

特にこちらのタンブラーは外側だけでなく内側もセラミック塗装。

 

錆びにくいだけでなく、ステンレスのにおいが気になる方にもおすすめです。

 

 

まとめ


ステンレスタンブラーへの印刷面は、使用される印刷方法によって剥がれやすさが異なります。

 

レーザーマーキングや昇華転写印刷は、特に耐久性が高く、剥がれにくい印刷方法です。

 

一方、シルクスクリーン印刷やパッド印刷は、使用やお手入れの状況によっては剥がれることがあります。

 

タンブラーを長持ちさせるためには、手洗いや強い摩擦を避けるなど、適切なケアが重要です。

 

 

弊社では様々な印刷を行っております。制作実績は【名入れギャラリー】をご覧ください。

 

印刷やその他、気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください!

印刷の種類について

タンブラー、ボトル、マグカップ、台紙タンブラーはボトル形状や印刷の種類により印刷方法が異なります。
主な印刷方法として「回転シルク印刷」「パッド印刷」「レーザーマーキング」「カラー印刷」「オフセット印刷」があります。

印刷の種類について
印刷はお任せください!